小説

予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)作者: デイヴィッドエディングス,David Eddings,宇佐川晶子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/02/24メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 964回この商品を含むブログ (108件) を見る出だしの1巻…

心に残った小説ベスト10

映画,ゲームブックと続いてきたオールタイムベストですが,『谷間の百合』さんトコで小説のベストを集計中らしいです. http://d.hatena.ne.jp/kuroneko_kun/20080111/p2 毛色が違うことを承知の上であえて参戦してみたり. あ〜んを好きな小説で埋めるの焼…

フィニイ128のひみつ (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

というSFがあるそうで,なんでも途中の章がゲームブックになってる幻惑系の小説だとか. zero0さんのレビューをみるとわりと面白げなんだけど,アマゾンの評価は星一つ半ぐらいなのな. 正直,幻惑系の小説ってあまり得意ではないのだけど……ほら,ジャック・…

『こわれた腕環―ゲド戦記 2』★★★★☆

ゲドが少女を誘拐して,ついでにテロで島を壊滅させる話でした. ……間違ってないよね? いや,雰囲気のあるお話でした.最初に載ってる墓所の地図で血が騒ぎ,ゲドが出る気配すらない展開に引っぱられ,最後までテンポ良く読めてしまいました. 全体を通じて…

フェアリーウォーズ読了(★★★★☆)

フェアリー・ウォーズ ベレスの書作者: ハービーブレナン,Herbie Brennan,種田紫出版社/メーカー: ソニーマガジンズ発売日: 2003/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る「パパ,なんでママと揉めてるの?パパと秘書の浮気がバ…

西尾維新まとめ

西尾維新(★★★★☆) 知ったのは,戯言が何冊か出て,本屋に平積みで並んでた頃でしょうかね. 竹さんの表紙に惹かれ,「クビキリリサイクル*1?むぅ,なんとステキなタイトルか!」と思ったものの買わず. 理由はおそらく,「青春エンタ」とゆーアオリの響き…

ゲド戦記を読んだよ

ゲドちゅたらコレだよねぇ,って世代なわけですが,コレではなく. 今回読んだのはコレ.まだ一巻だけなんですけどもね. 正直,「指輪物語に比肩しうるファンタジー」ちゅうアオリを持つ作品の中で面白かったのってリフトウォー*1しかないじゃんねぇ?とか…

そろそろデュマレストが出てる

のかなー,と思って調べてみたら,1巻が4月下旬で,とりあえず5巻まで出るんですね.この5冊だったら,1巻目の『嵐の惑星ガース』(旧版 ISBN:4488674011)をとりあえずオススメしときます.……って,果たしてフツーの書店に並ぶのかしらん? ところでこのデ…

レモニー・スケット 『世にも不幸なできごと〈1〉』

★★★★☆ そのあまりにもステキなシリーズタイトル故にそのうち読み始めようと思ってた期待の作品の第一巻.さすがに児童書で,最近めっきり読書力の衰えを感じているラノベ脳なワタシにもサクサク読める作品でした. 主人公の三兄弟に次々と襲いかかる不幸!て…

ムアコックをどこまで読んでるのかを再確認してみる日記

マイケル・ムアコック(★★★☆☆) エターナル・チャンピオンシリーズで有名な作家さん.ちゅか,他に何書いてるのかは知らなかったり. ハッタリの効いた設定と少年漫画みたいな展開は好きなんだけど,そこに絡んでくる悲劇だとか運命だとかの描写がどうにも肌…

夜音さんの日記が大変なことになってる件について

参照:http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/ アリ様の名称が新版で変更されてるそうですが.アリオッホとはまた脱力系なわけで,その心痛,いかばかりかと察する次第であります.前はたまごっちみたいで可愛かったのにね. 今回のインパクトはカレー以上かも…

ゲド戦記

『スチームボーイ』(村井さだゆき/大友克洋/H16角川/スチームパンク/ノベライズ)★★☆☆☆

映画は評判いいみたいですね.ワタシの場合,大友克洋って聞いても特に反応しないので,ビデオになったら見るかもー,ってぐらいなんですけど.ちゅことで今回は,脚本の方の書いたノベライズを読んでみましたよ. ……うーん,何がすごいのか全然わかんない.…

酒見賢一『墨攻』★★★★☆ ISBN:4101281122

中国の思想家って言うと,好きなのが墨子と韓非子,嫌いなのが孔子と毛沢東(笑)ってことになりますかね. この『墨攻』というタイトル,元々は森秀樹の漫画版で知ったんですけども,コレはもの凄い作品でした. で,今回読んでみた原作のコレですが……薄いん…

今年読んだ本とか

えーと,何読んだっけ? 「髑髏島の惨劇」(マイケル・スレイド)をまだ読み終わってないのなら覚えてるんだけど…… やたらカッコイイ話で,一番印象に残ってる,「グッドラック−戦闘妖精・雪風−」(神林長平)にしたって,2002年刊行だし. 「隣り合わせの灰…