ムアコックをどこまで読んでるのかを再確認してみる日記

マイケル・ムアコック(★★★☆☆) エターナル・チャンピオンシリーズで有名な作家さん.ちゅか,他に何書いてるのかは知らなかったり.
ハッタリの効いた設定と少年漫画みたいな展開は好きなんだけど,そこに絡んでくる悲劇だとか運命だとかの描写がどうにも肌に合わなくて.やっぱり自分はファンタジー読みに必要な何かが欠けてるんだろうなー,と読むたびに思いマス.
エルリック(★★☆☆☆) 1巻だけ
悲劇的な運命に抗えない主人公……なんだと聞いて読み始めてみたら,どーみても「俺ルールを曲げないが故に同じ過ちを繰り返しちゃうヒト」にしか見えなくて醒めちゃいましたね.こーゆー,クールにアタマ悪い主人公って苦手なんですが,ムアコックって全般的にそうなんですよね.
・コルム(★★★☆☆) 3巻まで
1巻目でアッサリやられちゃうアリ様(名前は変わってたけど)に『なんだこのザコっぷりッ!』ちゅう衝撃を受けた一作.2巻と3巻はよく覚えてないや.
・ホークムーン(★★★☆☆) 4巻+続編3巻 読了
宿命のライバルが犬.狼のカブリモノをしたヒトなのにトホホ感を覚えつつも,けっきょく最後まで読んでますねぇ,コレは.
ブラス城の1巻だっけ?『運命に逆らってお義父さんを助けてみたら,反動でヨメが失踪しちゃいました』ちゅうのはあまりにもカワイソスなオチだと思ったのを覚えてます.
・エレコーゼ(★★★★☆) 2巻まで
エターナルチャンピオンが集結!ちゅう,ファンにはタマラナイ展開が見所ですよね.まぁ,集結してもたいして強くなかったりするわけですけどもー