ゲームブック界で鈴木と言えば正彦だよな! の巻

  • ・・・・・・意味が分からない.

いやね, 夢見るβの7つの冒険の5/2篠田節子著『仮装儀礼』のレビューを読んでたのよな.したらさ,

五千枚のゲームブックを完成させるために都庁の中間管理職を辞めた鈴木正彦は、出版社の裏切りにあい何もかもを失ってしまう。ある夜担当編集者だった矢口と出くわした正彦は奇妙な共同生活の中、自身のゲームブックを教義にして宗教ビジネスを始める事を決める。

え?え? なにそれこわい

  • 売れる気がしない

いや,本は読んでないから理解できた範囲で言うとね,都庁職員を退職した鈴木正彦さんが,チベット仏教ゲームブック『グゲ王国の秘宝』を書いたんだけど編集者がバックレ.
しょうがないのでゲームブックを経典にして新興宗教の教祖サマになる,ちゅう.
なにその超展開.『クラインの壺』なんか目じゃねーな!
つーか矢口編集ムゴすぎ!ゲームブックで一発当てるために都庁辞めろって言うんだぜ.どー考えたって乗れないだろそんな話.

  • だが『グゲ王国の秘宝』は見てみたい

その後は普通の,新興宗教の内幕を書いてく小説になるらしく,あんまゲームブック関係なさげなんだけど・・・・・・
まぁご存知の通りジュナ;;さんはカルトが大好き*1なので,この小説は結構ツボにハマるかもしんない.レビューでも概ね高評価みたいだし,そのうち読んでみようかと思ってます.
あと,創土社の酒井編集はすみやかに篠田節子さんとコンタクトを取り『グゲ王国の秘宝』の執筆を依頼すべき!

*1:ルーンクエスト的な意味で.いやごめんウソ