ザラたんを瞬殺!粉砕!撃滅!そして勝利!

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ザラ『……なぁアンタ,タイトルを捏造してみても結果はかわんねぇぞ?』
……そう,オレは攻撃のほぼ全てをかわされ,起死回生になるハズだったユルフンでスタミナ切れを起こしていた.
明「は,早く止めをさせ」
ザラ『どうせやり直して緑ルートに行こう,とか考えてんだろ?ごめんだね.』
……畜生,読まれてた.
ザラ『こんな戦いに善悪はない.あんたもすぐに気付くさ』
言い捨てて去っていくザーラスター.
周囲の妖力もなくなり,市役所には平和が戻った.俺の活躍で!(と,いうことにしておこう)
ボロボロになった俺が市役所を出ると,父親らしき人物と一緒に先を歩く和樹を見かけた.
和樹『父さん,大丈夫?しっかりして!』
父親『すまん和樹.……父さんはお前をまもるヒーローになりたかったのにな.あんな化け物に負けるなんて,情けないよ……』
和樹『何言ってんの!父さんは十分に……そう,勝ち組,勝ち組なんだよ公務員だし!』
父親『そうか!そうだな和樹!考えてみたら父さんは負けてなかったよ!はっはっはっは……』
親子はにこやかに帰っていった.
無言で見送る明(←配管工).
「……俺も再チャレンジ試験受けようかなぁ*1
(続く)

*1:ちなみに明は対象外