「翻訳について」の話は特にありませんけど 

もちろんワタシも,マーリンの呼び声ついに明かされる原書の真実に衝撃を受けたクチで,それ以降「ドラゴンファンタジーは翻案*1だったんだー」と思ってきたワケです.
だからでしょうかね,夢時間の1130で「創訳」という言葉が出てきたときにはあれれ?と思いました.

「翻案」といった言葉もピンときそうにないし

というよりは,「翻案」という言葉自体のネガティブなイメージを嫌ったのかな〜と.……済みません,邪推なのは認めます(ぉ
そんなワケで,二見版=『ドラゴンファンタジー』,原書=『グレイルクエスト』なんだと思ってきたわけでして,じゃぁ今度出るならどっちが読みたいか,と言われればまぁ,ワタシが二見版をそろえてないからという事情を差っ引いても『ドラゴンファンタジー』のほうになりますよね.
ところがです(ココからが本題),酒井さんは『グレイルクエスト』の名前で『ドラゴンファンタジー(改良版)』を出す,とゆーから話がややこしくて.
だってねぇ,『ドラゴンファンタジー』といえばネタの宝庫.14へ行けと詩的魔神ネタは一般人にもギリギリ通じる(こともある)とゆーぐらい有名なタイトルですよ?
世の中には夢時間も知らなきゃピップが最後どうなったかも知らないけど,そういえばアレは面白かったよね,と思ってくれてる,潜在的な需要層がわりとあるんじゃないか(←願望)と思うんです.酒井さんもそのあたりに対する商売っ気をも少し出して『ドラゴンファンタジー』で出すほうがいいんじゃないのかなぁ?
えぇ?そんなコトしなくても,ブレナン者が全巻3冊づつは買うから創土社AGNはじまって以来の売上になる?……うーん,ありえない話ではないのがコワいな……
まぁ,そうなったら,その余力を使って『(翻訳版の)グレイルクエスト』をあらためて出すのもイイかもしれません.もちろんそのときはゼヒ翻訳は浅羽さんでお願いしますよー♪
……ってな締めはあんまりだと思ったので聞いてもらえそうなお願いを一つだけ.
新版では本を切ったり折ったりしなくても済むようにしてほしいなぁ……

*1:岩窟王とモンテクリスト伯,みたいな関係が翻案,と理解してます