面白そうなんですよね……予告編のときは.

平井堅の歌声に乗せ,倒れた女の子を抱えながら『助けてくださーい!タースゲデグダザァイ……』と叫ぶあのシーンだけ見ると,感動作の予感がヒシヒシと.
いや,見に行ったらほぼ間違いなく地雷だろうとは思うんですけどね.
んで本日,隣の机の上に無造作に置かれているその原作本を発見しまして,さっそくパラパラと(人のモノを無断で……).
さて,あの感動シーンって原作じゃどうなのよ?……って,抱えられた女の子がずーっと鼻血をダラダラダラダラと流してました.あまりに壮絶なビジュアルの前に平井堅のBGMも台無し
全体的には……えーっと,……なんちゅうか日木流奈クンが好きなヒトとかにオススメ,なのかなぁ?(目をそらしつつ)
そうだよね,普段本を読まないヒトだけが買うからこそ,ベストセラーになるんだよねっ♪
タイトルの『世界の中心で、愛をさけぶ』も,編集者が元ネタを知らずにエヴァからパクってつけたってのも萎えだよなぁ……だって,元ネタはコレでしょ?

……って,えぇっ!エリスンだって?しまったっ!今までずーっとティプトリーだと思いこんでた!これは考えを改め(略
……もぅ誰かにティプトリーだって話しちゃったような気もするし*1,ぅわー恥ずかしい,ワタシにはハナッからその編集者を笑う資格なんぞ無かったワケか(///▽///)
コホン,さて話は変わって映画版……やっぱり気にはなるのでイロイロ聞き取り調査なぞをしてみました.
えーっとですねぇ,だいたい話をまとめるとこんな感じ.

柴咲コウと婚約中の主人公が突然,死に別れた元カノの事を思い出し,
結婚直前の恋人(コウたん)をほっぽり出して元カノとの思い出の眠る
四国八十八ヶ所逆に巡りはじめる.
てゆーか柴咲コウ必要ないんじゃないの?原作にそんなキャラいないしー

……ぅう,なんて悲しい話なんや.
それが『泣きながら一気に読みました』とゆーアオリ文で原作売上のほぼ全てを弾き出したコウたんに対する仕打ちなのデスか?
オニデ〜ス!あんたらはオニデェ〜ス!
ちなみに,柴咲コウのアオリ文の続き『私もこういう恋愛がしたいです』によりふさわしいのは↓この話だと思います.彼女のイメージ的に

*1:しかもちょっと自慢げにっ!