3月に見たものとか

  • ★★★★☆

久米田康治 さよなら絶望先生 〜6 :今回も紙ブログに癒されるワタシ.
ゆうきまさみはてしない物語 :おー,ニュータイプ創刊の頃の話題がなつかしす.にしてもさ,オタク第一世代ってばホントに原田知世が好きなのなー
早川いくを へんないきもの :中身がもちょっと濃くてもいいかなと思ったけど,まずまず評判どおりの良作でありました.
玄鉄絢 少女セクト :何度かネタに使っといて読まないちゅのもアレかなと思って読んでみました.やっぱりピンと来ない.絵も話もえろいとこも文句はないんだけど,そこまでの人気の秘密って何〜?てね.そういえばマリ見てが流行ったときもこんな感じだったような.結論:百合星人は大好きですが,百合はちょと苦手かも.
池波正太郎 真田太平記 4 甲賀問答 :4巻まで気づかなかったんですが,お江が主人公だったんですね.でも熟女くの一に萌えるのはちょっと難しいです……
石田衣良 池袋ウエストゲートパーク :サイレントマジョリティー発言にグッときたので読んでみた石平さんの代表作.最初は「なんだDQN小説か,興味ナシ」と思ったんですが,すぐに評価を改めることに.田舎モンなので地名が良くわからないのがもどかしい.
川原正敏 :海皇紀 〜29
深田恭子 下妻物語 :結構なコメディでありました.
西尾維新 零崎軌識の人間ノック :軌識さんが常識人すぎて平和な展開に終始する本でした.でも双識兄さんは相変わらず変態すぎてステキ.

  • ★★★☆☆

池上遼一/武論尊 覇-LOAD- 〜3 :1巻で劉備をプチ殺しちゃう展開にしびれる架空三国志.その後はまぁ,そんな神展開もまだ出てこないトコがアレですが.ところで,武論尊の読みがブロンソンだったのに今回初めて気付いたり.
ソードフィッシュ :アラが多いなぁ……と漫然と見てたらラスト見逃した
ジャッキー・チェン メダリオン :映像はまずまず.ストーリーは雑雑.
ジャン・クロード・バンダム ユニバーサルソルジャー 2 :なんで人間になってんだよ!と冒頭でコケてそのまま起き上がれず.
横山光輝 史記 3 悲劇の改革者 :呉起の話.
小林よしのり 目の玉日記 :白内障の眼球粉砕手術体験漫画.フツーなぶん読み応えがないです.途中,「目の手術をしたら今までのような緻密な絵がかけなくなるかもしれない」と心配するコヴァ先生ですが,いや,その心配は無用でわ

  • ★★☆☆☆

紺野あきちか フィニイ128のひみつ :ちょっとは期待して読んだ…の…に…
てなことで,良くも悪くも3月で印象に残ったのが『フィニイ128のひみつ』.
叔父の残したフィニイ128という言葉の謎を巡り,全世界をまたにかけるライブRPG「ウィザーズ&ウォーローズ」に参加する主人公.やがて,光の戦士としてゲームの影に見え隠れする陰謀に迫っていくことに……
と,いうあらすじはちょっと面白そうだったんですがー.
まず,話のメインになる「W&W」のシステムの不備が気になって,どーにも話の世界に入っていけず.
途中で登場するゲームブックパートも,10項目ぐらいつかってアイテム1個手に入れるだけのシーンで,どんな効果を狙ってたのかよくわからねぇですよな.
あまり理性を使ってなさげな世界設定,唐突で不条理な展開,そしてしょぼいラスボス……
なにかを思い出すなぁ……あ,コレか!
いや,伏線を全く回収できないまま放り出し,ラスボスとの戦闘直前で突然ENDする『フィニイ128のひみつ』の方がはるかに斜め上なわけですが.
作者の紺野あきちか氏は1971生.なるほどゲームブック世代なのでしょうけど……コンコン,手本にする作品間違ってますよ!