ゲド戦記を読んだよ
ゲドちゅたらコレだよねぇ,って世代なわけですが,コレではなく.
今回読んだのはコレ.まだ一巻だけなんですけどもね.
正直,「指輪物語に比肩しうるファンタジー」ちゅうアオリを持つ作品の中で面白かったのってリフトウォー*1しかないじゃんねぇ?とか,そもそも指輪自体を面白いと思えないまま積んでたりしてるのでどーかなーと思ってたわけですが,さて.
結論:★★★☆☆ 面白かったです.2巻以降を読んでもいいかなと思うくらいには.
いつも漫然と本を読むワタシにしては珍しく,途中でオチが読めちゃったわけですけども,これはまぁ,ネタを頂いた後発の作品のどれかの記憶が残ってた可能性高し.
にしても,地味なのは予想以上でしたねぇ.明らかにアニメ向きじゃない話だと思うんですけども.あ,だからオリジナルにしちゃったのか.
- んで,アニメについてのヨタ話
「俺たちは,たとえそれがウンコであったとしても売ってみせるぜぇ!」という自信をつけた電通*2
斜め上すぎて誰もついてけなかった妄想幻想アニメを世に送り出した鈴木プロデューサー
そして元園芸屋の素人
彼等のコラボレーションによって絶賛公開中のアニメ版ですが,世間的には
話がタルイ.というか映画の半分も終わってないのに「もう帰ろうよ〜」と騒ぐ子供がウザい.殺すぞ?世界観を長ゼリフで説明するのはともかくとして,岡田君の滑舌が悪くて聞き取れない.字幕を付けてください いやもうテルーなんかどうでもいいから手嶌葵を出せっ!
てなことになってるみたいですねぃ.
あ,一番下に間違ってワタシ個人の見解を載せてしまったのでお詫びしてこのまま残しておきます.
結局のところ,宮崎吾郎監督には
ついウッカリと高畑監督の血を引いてしまった ついウッカリとコレを目標にしてしまった
という二つの間違いがあったようですね.もぅ,このウッカリさんったら!
- そしてハヤオが立つ!
そんなわけで,傾いた屋台骨をなんとかすべく*3,宮崎駿監督の登場となるげな噂がありますが……さーて,次回作のハヤオさんは?
案1:キャラデザまで終わってるアレ
個人的には,原作はコレで押したいんですが,どうよ?
ればちん『無理デス』
えー,なんで?
れ『なぜならそれはSFだから!』
……しくしく.
案2:『ゲド戦記完全版』
もちろん駿リメイクでー.
れ『いまにして思うと,当時の東映の対応はむしろ良心的だったんじゃないかというような気もしてきました』
案3:監督の夢を8話オムニバスで映像化してみる
巨匠の終焉を世間に強烈に印象付けて,親子そろって引退というのも美しいのでわ.
れ『いやそれ全く解決になってませんし!』
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「……ロクなアイデアがないじゃんかよ!」
『てかこれ全部オヤビンの案ですし!もっと根本的に,宮崎監督の強みを生かしたような作品を考えてみないと』
「なるほど.宮崎監督の強みといえば……
滑らかかつスピーディなその動き ヒロインは美少女*4 そして触手
……こんなもん?」
『そ,そーなんですか(汗.……あ,でもそんな感じのジブリアニメならもう出ちゃってるみたいですよ.』
「マジすか?どれどれ?」
『これですね』
「……ジブリー……アニメ?」
『ジブリアニメです』
「…………」
『………』
「……」
『…』
「……でもまぁ,当時出たばかりのくりいむれもんを握り締めて,『そりゃぁ俺だってこんなのもやりたい!でもなぁ,世の中にはやっちゃイカンことがあるだろう!』とナゼか自分トコのスタッフに説教したとゆー伝説を持つヒトだからなぁ……」