オタ版アウトサイダーちゅう触れ込みだったんだけど,アレより面白かった.
ちゅかアウトサイダーは途中で飽きちゃったっきり続き読んでなかったな.

電波男

電波男

本田先生といえば,『ポッドキャストで延々と円卓生徒会の宣伝をしてる人』ちゅう印象があって,これもネタ本なんだろうなと読んだら大マジで.
痛さと情念の入り混じる怪書でありました.いや力作力作.
★★★★☆
たぶんたけくまメモのどっかだったと思うんだけども,そんな本田先生の悩みは「書いてるラノベ電波男ほどは売れない」ということだとかで,「ラノベ読む層と評論読む層がかぶらないから」的な考察がされてたよーな記憶が.
円卓生徒会 (円卓生徒会シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

円卓生徒会 (円卓生徒会シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

で,ラノベも論評も読む層としては読んでみたわけよ,円卓生徒会.
一巻を読んだだけだけども,正直言って話が弱いわコレ.
萌えラノベの目的を考えると,キャラ立てと萌えシチュに特化するのはすごく正しいんだろうけど,こっちとしては面白い話が読みたくて,ラノベ読んでるワケだからねぇ.
★★★☆☆
老オタから見て,萌オタは珍獣にしか見えないようなトコがあるんだけど,「電波男」を読むとそんな萌オタが理解出来たような気になる.
理解したところで萌ラノベを読んでみたら「やっぱアイツらは珍獣だな」という結論に逆戻り,とか.
今回はそんな感じ.